洋菓子と和菓子の決定的な違いは、お菓子を作る原料にありました。
和菓子が全般的に低カロリーであることから和菓子のほうがヘルシーなイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。ですが、そこには大きな落とし穴がありました。
そこで、まずは洋菓子と和菓子の原料についてお話をしたいと思います。
洋菓子の原料
洋菓子では、主に卵、バター、牛乳、小麦粉、チーズ、砂糖といった原料が使用されています。
洋菓子の原料には、動物性の材料が多く使用されていますので、高脂質なお菓子という特徴があります。
それに洋菓子は水をほとんど使うことがなく、水の代わりにバターや生クリームなどを使用します。
そのために、和菓子よりも甘く仕上げることができるのです。
和菓子の原料
和菓子では、主に米、麦、豆類、デンプン、砂糖、水の原料が使用されています。
和菓子の原料には洋菓子とは異なり、主に植物性の原料が多く使用されています。
低カロリーであることが特徴です。
しかし、和菓子ではかなりの量の砂糖やデンプンが入っています。
そのために、糖質が高いので注意が必要です。
洋菓子では使わなかった水ですが、和菓子を作る場合、その原料の60%は水となっています。
それ以外は、砂糖やデンプンなどが含まれています。
洋菓子と和菓子、どちらがヘルシー?
原料からして大きな違いがあることがわかりました。
洋菓子の原料が高カロリーであることは明らかです。
ですが、和菓子には多くの砂糖やデンプンを入れるため糖質が非常に高い傾向があります。
あまりたくさん食べすぎると糖質を摂取し過ぎて血糖値が上昇しますので、生活習慣病や糖尿病といった病気に繋がります。
まとめ
洋菓子の原料は高カロリーであり、和菓子の原料は高糖質と、どちらも食べ過ぎると体へ大きな負担になるのです。
健康を保つためにも適度な量を心がけて美味しくいただきたいものですね。